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2008年へ向けて
ある日のこと。

寒いなあと、自分の肘のあたりをさすっていたら、指に何かがチクリと刺さったような気がした。

指を見てみると、何も刺さってはいない。
肘を見てみると、ぽつんと小さく、赤く盛り上がっている部分があった。

何か出ている。

でも、痛くはない。
今まで、そしてこれを見つけた今も、痛みを感じたことはなかった。

不思議に思って、抜いてみた。
爪でつまめるほど長くもないのに、それはしぶとく、力を入れて引っこ抜いた。

取れたのは、3~4ミリくらいの白い棘のようなものだった。

うちの庭にはバラが植えてある。
その棘のような姿だった。
ただし、バラの棘とは違って、ピンセットでつつくとカツンカツンと硬い音を立てる。
突き刺さっていた方が太く、つまんだ方、つまり身体の外に出ていた側になるにつれ、先は細く鋭く尖っていた。

ヒトの体から棘は生えるものなのか、と思って、私は今抜いたばかりのそれをしげしげと見つめた。

今まで、棘が生えるほどの生活をしてきたのかとも思った。
仕事でもプライベートでも、邪魔されたくないと思うことは確かに多々あった。
ただ、そんなにヒステリックになっていたのか、そう周囲に思わせていたのかと。
その結果、棘が生えてしまったのかと。
そう思ったら、何だかぽかんとしてしまった。

今、棘を抜いた場所は小さく黒子のような点が出来ている。

来年はきっともっと厳しい一年になる。
だからこそなお、気持ちにゆとりのある人間になりたい。
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