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春の雪
見たいみたいと思っていたけど、上映中に見に行くことが出来なかった
『春の雪』。
春の雪春の雪
妻夫木聡 三島由紀夫 行定勲

by G-Tools

明日(4/28)、DVD発売日なのかあ!
早いなあ。

映画は見れなかったけど、原作の文庫本を読みました。
春の雪春の雪
三島 由紀夫

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三島由紀夫の本は何冊か家にあって、『仮面の告白』
『潮騒』は読んだ記憶があるのだけど・・・。
(そういや『金閣寺』はどこにしまったんだろう)
以下、感想など。
三島の本は、一度読んだら忘れられない本だなーと思います。
彼の作品をビジュアル化するのって難しそう・・・。
「実際に目にするものよりも想像の方が美しい」
読むたびに、そう思ってしまうよ。
だから映画を見たかったのです。
目に見えない美しさを、目に見えるものとしてどうやって表すのか
とっても興味があったので。

原作は、今までのオレサマ的三島文学ランキング上位にあった
『潮騒』を抜きました。只今、この『春の雪』が単独トップ!
まったく今更だけど!

『潮騒』が太陽なら、『春の雪』は雲の間から顔を出す月です。
ちらりちらりと光り翳り、その姿がとても気になる。
そのうち、とりこになってしまう・・・。

本を読んでいて、悲劇が人の関心をかうのは

 「どうしたら幸せにたどり着くか」

を、無意識の内に考えてしまうからなのかなー・・・
なんて思いました。

そりゃ、悲劇的結末を目指して生きている人がいるわけない。
だからこそ「こういうやりかたがあるんじゃないか?」
「私だったらあそこ(の場面)でこう言った!こう動いた!」
と、自分なりの「良い結果」を求めてしまう。

ハッピーエンドは道がすでにあるけど、悲劇にはない。
ないからこそ、見えない幸せにたどり着くための無限の道を
探さずにはいられない。

ただね・・・。
私の個人的な感想だけど、『春の雪』にはその道が
全く見えないよ。

主人公の清顕(きよあき)と聡子が生まれる前から
二人の幸せの道は、いばらに囲まれていたと思う。
それを取り払おうと努力しただろう。
だけど、二人は実はいばらの新芽だった。
そしてその根は深くて頑丈で、取り払おうとするうち
傷だらけにならざるを得ない・・・。
そう思いました。

二人の幸せの道。見えた人、いますか?
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